両目の洞穴

新しく、アルバイトを増やした。
まだ詳しいことは語れないが、漫画がずいぶん描き貯まって来たので、そろそろ1冊の本にまとめようと思っている。そのためにはまとまったお金が必要なためだ。

数日前、あまり眠れず(日記を始めて以来、毎回こう言っている)、嫌に力んだ体でアルバイトへ行った。
更衣室の鏡の前に、使われなくなった麻雀台が置いてあって、そこに両手をついて、自分の顔をぼんやりと眺めていた。

ぼやけた目と鼻と口がぐにゃりと歪んで、にやけたり、怒ったりを交互に繰り返しているように見えた。
鏡の中のわたしは真っ暗な洞穴を両の目にくっつけて、わたしを睨んでいた。
自分の顔には思えず、ぞっとした。

今、帰りのバスでこれを書いている。
よく眠り、よく食べて、よく歩いて、たくさん絵を描いて生きたい。

2024/3/26 さきふみこ


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